楽器音の波形を設定する。
- サウンドのメモリ容量が許す限りの長さの波形を収容可能(サンプル周波数 48000Hz で 80秒程度)。
- ループ設定、サンプル周波数の指定が可能。
- サンプル長と基準音程、サンプル周波数によっては正しい音程が出ないことがある。
書式
WAVSETA 楽器番号,アタック,ディケイ,サスティン,リリース,配列,基準音程,ループ先頭,ループ終端,サンプル周波数[,オフセット][,BEEPループフラグ]
引き数
楽器番号
波形を設定する楽器番号:224~255
アタック
音量が大きくなり最大になるまでの時間:0~127(値が大きくなるほど早い)
ディケイ
音量が最大値から小さくなり一定になるまでの時間:0~127 (値が大きくなるほど早い)
サスティン
音を伸ばしている時の音量:0~127(値が大きくなるほど大きい)
リリース
音量が小さくなって0になるまでの時間:0~127(値が大きくなるほど早い)
- リリースを0にするとBGMSTOPで再生音が停止できなくなるが、SNDSTOP命令で強制停止ができる。
配列
波形が格納された1次元配列
- 1要素を符号付き16ビットの1サンプルとして扱う。
基準音程
定義した波形の音程のノート番号。
ループ先頭
波形のループ先頭位置のインデックス(オフセットが加味される)
ループ終端
波形のループ終端位置のインデックス(オフセットが加味される)
サンプル周波数
波形のサンプル周波数(単位はHz): 1~96000
オフセット
配列の参照開始位置のインデックス(省略時は0)
BEEPループフラグ
波形をBEEPで再生したときにループするかを指定する(省略時は0(ループしない))
戻り値
なし
サンプル・参考動画
DIM W[2048]
WAVSETA 224,127,0,0,127,W,69,1024,2047,44100,0,#false
BGMPLAY "@224O4A1"
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